センター設立構想



子どもの貧困対策センター(仮称)設立構想(案) 
 
「子どもがセンター(どまんなか)」の新組織をつくろう!


 「子どもの貧困対策法」成立から満2年を迎える2015年6月に、「子どもの貧困対策センター」(仮称)の設立とあわせて財団法人の発足を目指し、年内には寄付金控除が受けられる公益財団法人への移行を目標に準備を進めます。

<子どもの貧困対策センター 事業の3本柱>

★調査・研究によるデータなどに基づいた政策提言

 子どもの貧困を徹底的に「見える化」し、具体的・建設的な提言をする。

 例えば…大規模な子どもの貧困実態調査、研究者・実践者などの連携による研究、
       子どもの声に基づく政策提言など

★活動の持続・発展のため支援団体への中間支援

 子どもを支える組織や人をしっかり支えることで全国各地で充実した支援体制の確立

 例えば…全国の実践者を中心としたつながりの構築、活動の質向上や基盤強化への取り組み、
       ワークショップや交流会など研修集会の開催など

★自立に向け、物心両面での子どもたちへの直接支援

 支えられた子どもが支える側にまわれるような社会全体で子どもを育む仕組みの拡大

 例えば…自立につながるキャンプなどの開催、小学・中学・高校への入学準備金などの支給、
       子ども支援のモデル事業の実施など

<子どもの貧困対策センターの運営方針>

★子どもたちで組織する「子ども委員会」などを設置して、子どもたちが困っていること、意見、
  要望などにしっかり耳を傾け、尊重する仕組みをつくる

★「子ども委員会」を代表して学生が理事などの役員となり、「子どもがどまんなか」になって
  子どもの声を直接センターの運営に反映できる組織づくりをする

★子どもの貧困対策に関わるあらゆる分野の関係者が力をあわせ、行政や政党などに対して
  中立的な立場でさまざまな活動や事業を展開する


 子どもの貧困対策センター設立準備会は6月の財団法人設立に向けて、センター設立構想を固めていきます。